01. コピーライター 山田尚文

01.

コピーライター

山田尚文さん

01. コピーライター 山田尚文

これまでの仕事の略歴を教えてください。

山田:東京の大学を卒業して、地元福岡で広告代理店の営業職に就きました。その後、転職をしながら10年ほど広告代理店の営業を勤めたのですが、2018年、現在のNICE GUYに所属して、そこからはコピーライターをやっています。

営業職からコピーライターとしてNICE GUYに所属することになった経緯は?

 山田:22歳の頃、広告の仕事で一番何を学ぶべきかと考えたときに、本質的に全ては「コピー」だと思い、雑誌『宣伝会議』のコピーライター養成講座に通いました。そこでコピーの面白味を感じたのですが、当時は営業も楽しかったので、そこまでコピーライターという職業にこだわることはありませんでした。そこから、キャリアを重ねるごとに、やれる案件も大きくなっていき、自分で企画を立てたり、コピーを書いたりすることもありました。そして、もともとメンバーと友達だったこともあり、NICE GUY に入る2、3年ぐらい前から、コピーライターとして彼らと一緒に仕事をする機会が何度かあって、改めて「やっぱりコピーを作るのは楽しい」と思いましたね。ただ、年齢も年齢だったので、今からコピーライターを目指して転職しようとは考えていなかったのですが、NICE GUYの代表で、大学の時からの友人でもある藤沢から、「ウチで一緒にやらない?」と声をかけてもらって。自分もそうしたいと感じていたので、NICE GUYに入ることになりました。

コピーの作り方を教えてください。

山田:他のコピーライターさんも同じだと思うのですが、実際にコピーを書くのは最後の1割で、9割は「調べる」「考える」ことですね。例えば、guguドギーについてのコピーを書くのであれば、犬についていろいろな角度から関係ないことまで、とことん調べます。とにかく情報をインプットするために調べていき、同時並行で他の案件も5、6件、多いときには20件ぐらいのコピーを考えているのですが、それが脳にとっては良い状態で。脳って不思議なもので、他の案件をやっているときに、なぜか点と点が繋がって、「その視点はこれに使えるな」と結びつくことがあるのですよね。そして、とにかく思いついたら、切り口や考え方などを携帯にメモっておきます。それを締め切り直前に、整理して、書いて、磨いていくという作業になります。思いつくとか、ひらめくみたいなイメージがあるかもしれませんが、実際は「掘り出す」という感じで、とても地道な仕事です。この仕事は寝ているとき以外、常に何かを考えているので、オンとオフの切り替えがあまりないかもしれないですね。常にアイドリングしている状態です。

コピーを作るとき、最も大切にしていることは何ですか?

山田:作家や詩人ではないので、自分を表現しようとしないということですね。何か伝えたいことがある、伝えたいものがあるという人の話を聞いて、彼らの中にある熱量やキーワードを導き出し、言語化して、表現として世の中にいかに上手くアウトプットできるかという仕事です。言葉というのは、言う人や書く人のものではなく、100パーセント受け手のものなので。受け手が言ってほしいこと、聞きたいことを常に想像する、思いやりを持つということが大切だと思います。

仕事に対するエネルギー源を教えてください。

山田:このNICE GUYという会社の環境ですかね。もともと友達4人で始めたところに、僕が入れてもらって、現在は5人でやっている会社なので、全くストレスがなく、会社に来るのも楽しいです。今後もこの状態を維持していくために頑張れるというか、それは自分のためでもあるし、みんなのためでもあり、バンドのような運命共同体だと思っているので。それぞれがレベルアップをして、もっといいステージへ行きたいという想いがモチベーションですね。

休日はどのように過ごして、リフレッシュしていますか?

山田:基本的にインドア人間なのですが、自転車が好きで、通勤でも使っています。特に当てもなく高円寺や下北沢の古着屋巡りをしたりしていますね。移動しているだけなのですが、気持ちがいいし、遊んでいるような感覚に近い。特にこの歳になると、自転車に乗っているだけで運動しているような、自分に対する肯定感はありますよね笑。だから、精神衛生上も良い気がします。あとは銭湯が好きなので、自転車で三軒茶屋にある行きつけの銭湯に週1回は行っています。

普段、何時間ぐらい寝ていますか?

山田:大体、6、7時間ぐらいですね。休日は、自然に目が覚めるまで寝ています笑。仕事上、深夜まで働く日もありますが、自分の中で睡眠は最優先にしたいですね。

guguマットレスを使っていただいていますが、
寝具でこだわっていることはありますか?

山田:どこでも眠れてしまう人間なので、今までは特にこだわりはありませんでした。でも、guguマットレスを使うようになって、長時間寝ても体に痛みが出なかったり、全然違うと身を持って実感しています。これまでのマットレスは「乗っている」感じだったのですが、guguマットレスは「フィットする」感じ。なので、横向きで寝ても、寝返りを打っても、腰や背中が痛くないですね。

あなたにとって睡眠とは?

山田:睡眠って、1日の終わりではありますが、睡眠の質がすべて明日のパフォーマンスに関わってくるので、次の日のスタートという感覚ですね。翌日をよりよい1日にするために、質の良い睡眠を取ることが具体的にできることなので、一番大事だと思います。

Text & Edit:Kazuhiro Hasegawa(gugu sleep)Photo:Kazuhiko Tawara(magNese inc.)

睡眠とは

やまだ たかふみ 1983年生まれ、福岡県出身。株式会社NICE GUYのコピーライターとして、さまざまな企業の広告やステートメントなど、言葉を軸としたクリエイティブ制作を行う。最近の主な仕事にTOD’S「Sound of Emotions」、LONGINESなど。銭湯と靴が大好き。

https://www.nice-guy.co.jp/members/takafumi-yamada