クロノタイプと呼ばれる4つの動物別睡眠タイプ

動物別睡眠タイプを知ると見えてくる、最高の自分の出し方

従来は本人の生活習慣の問題とされて来た朝型・夜型。ですが、近年の研究では、朝と夜どちらを得意とするかは遺伝子によって決まる部分が大きい事が分かって来ています。朝に最も生産的な方から夜に最も仕事がはかどる方まで、自分に合った生活リズムは人それぞれなのだとか。

このように、それぞれに合った睡眠パターンのことをクロノタイプと呼びます。自分のクロノタイプを知ることで自分に合った睡眠時間や活動時間が分かり、最大限の実力を発揮できるのです。

本記事では自分のクロノタイプをチェックする方法それぞれのクロノタイプにぴったりの睡眠方法、また、夜型のクロノタイプの人が昼型の生活に合わせる方法をご紹介します!

朝方・夜型は遺伝子で決まる!?自分の動物別クロノタイプをチェック!

クロノタイプとは、人間が生まれつき持っている体内時計。それぞれに適した生活のリズムをライオンクマオオカミイルカの4種類の動物に例えたものです。

4つのタイプの特徴は以下の通り。あなたはどの動物に当てはまりますか?

  • クマ型:朝型タイプ。お昼前にピークを迎え、夕方になるにつれて集中力が下がっていく。
  • オオカミ型:夜型タイプ。朝は苦手だが、日が暮れてから本領発揮。
  • ライオン型:超朝型タイプ。朝早くから頭が冴えているが、午後になると失速。
  • イルカ型:超夜型タイプ。睡眠時間が短く、眠りも浅い。
  • では、それぞれのタイプを詳しく見ていきましょう!

    朝型タイプ:クマ型の特徴と性格

    クマ型 朝型 クロノタイプ 全人口の55%

    お昼前に最も活動的になり、日没が近づくにつれて疲れが出てくる人はクマ型のクロノタイプ。一般的な会社や学校のスケジュールと相性が良く、全人口の55%がこの型に属していると言われています。

    クマ型の活動のピークは午前中から昼。お昼に近づくにつれてだんだん調子が出てきますが、夕方になるとガス欠になってしまうため、重要な会議などはお昼までに済ませるのがおすすめです。また、十分な睡眠が取れないと一日中眠気と戦うことになるため、23時から7時ごろまでの間に睡眠を確保すると良いでしょう。

    クマ型のクロノタイプには、好奇心旺盛で他人に親切な人が多いのだそう。寂しがり屋な一面も持ち合わせており、人とコミュニケーションを取ることでエネルギーを補充します。

    夜型タイプ:オオカミ型の特徴と性格

    オオカミ型 夜更かし クロノタイプ 全人口の15%

    朝はなかなか起きられないものの、日が暮れると集中力がアップするあなたはオオカミ型のクロノタイプ。夕方になると徐々にエンジンがかかり始め、日没後に活動のピークを迎えます。

    オオカミ型のクロノタイプは、起床してから本来の力が出るまでに時間がかかってしまうのが弱点。ですが、その分夕方から本領発揮し、周りと比べて遅くまで活動出来る特徴を持っています。そのため、重要な会議や複雑な仕事は、一番調子の出る夕方から夜にかけてするのがベスト。

    また、油断するとどんどん睡眠時間が遅くなってしまい、体内時計がずれていってしまうのもこのタイプです。仕事などの都合でどうしても昼型のスケジュールを維持しなければいけない場合は、睡眠時間は休日も午前0時を厳守し、最低でも7時間の睡眠を確保しましょう。

    オオカミ型のクロノタイプは、冷静沈着で内向的な性格。気分屋で芸術家肌な半面、自分を客観的に見つめられるのも特徴です。

    超朝型タイプ:ライオン型の特徴と性格

    ライオン型 超朝型 クロノタイプ 全人口の15%

    目覚ましが無くても早朝に目が覚め、周りと比べて早い時間に眠りにつく方はライオン型のクロノタイプ。朝が最も活動的で、正午を過ぎると徐々に生産性が落ちてくるのが特徴です。

    朝早くからバリバリ働けるライオン型は、起きた時点から絶好調ですが、お昼を過ぎるとエネルギー不足になりがちです。起きてすぐに集中力のピークが訪れるため、出社したら重要なタスクから順にこなして行くのが良いでしょう。

    周りがまだ疲れている朝方からやる気満々なライオン型は、結果として仲間を率いるまとめ役になる事が多いのだそう。オフィスでは仕事熱心なリーダー格として一目置かれ、優れた行動力と判断力を持ち合わせています

    超夜型タイプ:イルカ型の特徴

    イルカ型 超夜型 クロノタイプ 全人口の10%

    周りと比べて睡眠時間が極端に少なく、眠りも浅いあなたはイルカ型のクロノタイプ。朝早く起き、就寝時間も遅いのが特徴です。

    イルカ型のクロノタイプは基本的には夜型のため、思考が最も冴えているのは午後から夜です。ですが、イルカ型の脳は常に緊張状態にあるため、時間に左右されずに活動できます

    その反面、休息を取ることが苦手でいつも疲労を感じているのもこの型。よって、仕事をする際は簡単な作業から順番に手を付けて行くと難しい作業に移行しやすくなり、全体的な生産性が向上します。

    イルカ型のクロノタイプは知的で頭の回転が速く、マルチタスクを得意としています。ですが刺激に敏感で繊細な性格ゆえ、周りから神経質に見られてしまう事も。

    夜型クロノタイプが昼型の生活に合わせるには?

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    人間は本来昼行性の生物であるため、殆どの企業や学校のスケジュールは昼型の生活に合わせて作られています。そのため、人口の四人に一人を占める夜型のクロノタイプを持っている人は、昼型の生活を維持することに困難を感じてしまうことも。

    オオカミ型やイルカ型のクロノタイプで、どうしても昼型のスケジュールに合わせなければいけない方は、以下の習慣を心がけましょう。

  • 食事は決められた時間にする。人間の体内時計は、食事のタイミングに大きく影響されます。
  • 起床時に良質なタンパク質を摂取する。代謝機能がスムーズに働かせることが出来ます。朝食は肉や魚、卵を中心に食べるのがおすすめ。
  • 夕食時の炭水化物を控える。消化機能の低下を抑え、睡眠の質が高まる効果が期待できます。
  • 夕食は寝る3時間前までに済ませる。就寝時に胃腸が動いていると、睡眠の質が下がってしまいます。寝る直前の食事は、最小限に抑えましょう。
  • カフェインは寝る4時間前まで。量は最小限に抑える。カフェインの摂りすぎは、睡眠サイクルに悪影響を及ぼしてしまいます。どうしてもコーヒーを飲みたい場合は、時間と量に十分注意しましょう。
  • 起きたら必ず朝日を浴びる。朝日を浴びると体が覚醒状態になり、体内時計のズレを修正する効果があります。
  • まとめ

    最も実力を発揮できる睡眠のスタイルは人によって様々です。特定のスケジュールに合わせるのをどうしても苦痛と感じてしまうのであれば、それは生まれつき持ったクロノタイプが関係しているのかもしれません。

    しかし、自分に合わないスケジュールに従って生活しなければいけない方も、工夫次第でパフォーマンスを大きく上げられるのも事実。

    自分のクロノタイプのピークに合わせて仕事を調整したり、体内時計のずれを防ぐ生活習慣を取り入れるなどの方法で、ぜひ最高のパフォーマンスを発揮して頂ければ幸いです。

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