安眠効果のあるチョコレート

寝る前のチョコで安眠効果?ナイトチョコレート実践方法

自身の健康管理や仕事でのパフォーマンス向上の観点から、良質な睡眠が重要視されている今日この頃。ですが、「夜ぐっすり眠るために何か始めたいけど、難しいことはちょっと...」というのが、忙しい社会人の本音ですよね。

そんな中、テレビやSNSで睡眠の質を手軽に上げられる方法として話題になっているのが、「ナイトチョコレート」。なんと、夜寝る前にチョコレートを食べるだけでぐっすり眠ることが出来るというのです。

本記事では、ナイトチョコレートの効果や注意点、またチョコレート以外にも安眠効果のある食材をご紹介したいと思います。

そもそもナイトチョコレートとは?
睡眠に嬉しいナイトチョコの効果

ナイトチョコレートとは、就寝前にチョコを食べる習慣のこと。

チョコに含まれた成分によって夜ぐっすり眠れ、朝すっきり起きることができる効果を期待するものです。

大手菓子メーカーグリコの調査結果によると、ナイトチョコレートを実践している人のなんと90%以上が安眠効果を実感しているとのこと。「リラックスでき、気持ちよく眠ることが出来る」「ぐっすり眠れた気がする」「すっきり目覚められる」など、睡眠の質が上がったと感じている人が大多数のようです。

起源は1950年代のアメリカにあり!高級ホテルのおもてなし習慣

欧米の高級ホテルでは、宿泊客にリラックスして眠りについてほしいという気持ちを込めて枕元にチョコレートを置いておく習慣があるのだとか。

日本国内でも、五つ星ホテルの「ザ・キャピトルホテル 東急」などのホテルが実践しています。

旅行でホテルに泊まった際、枕元にチョコが置かれているのを目にした方も多いのではないでしょうか?

甘いだけじゃない!GABAやマグネシウムなど、
チョコに含まれる安眠成分

スプーンに入ったナッツ入りチョコレート

おやつや食後のデザートとして人気の高いチョコレートですが、実は睡眠に嬉しい成分がたくさん含まれているのをご存じでしたか?

GABAで不安が和らぎ、リラックスした気持ちになる

チョコの原材料であるカカオには、GABA(ギャバ、γ-アミノ酪酸)という成分が豊富に含まれています。この成分には通常よりGABAを多く配合したチョコレートを販売しています。GABAの効果を最大限に実感したい方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

マグネシウムで体内時計が整い、すっきり目覚められる

GABA同様、チョコレートに豊富に含まれている安眠成分がマグネシウムです。

マグネシウムには精神を安定させるスムーズな入眠を促すなどの効果があり、不足すると不眠症や不安症、うつ病などのリスクが高まることが分かっています。

また、英・エジンバラ大学の研究によると、マグネシウムは体内時計を調整する役割を担っており、規則正しいリズムで寝起きしやすくするとの結果も出ているとのこと。

チョコレートは、様々な安眠効果が期待できるマグネシウムをおいしく手軽に摂取できる手段なのです。

ナイトチョコのおすすめ実践方法:時間や量は?
歯磨きの後に食べても良いの?

夜冷蔵庫の前でチョコレートとドーナツを食べる女性

手軽に睡眠の質を高められることから人気の高いナイトチョコレートですが、生活に取り入れるに当たっていくつか注意点があります。

注意点その1:量は1〜3粒がベスト!
食べすぎはカフェインで逆効果&太る原因に...

甘いものが好きな人はついつい食べ過ぎてしまいがちなチョコレート。ですが、安眠効果があるからといって寝る前にたくさん食べてしまうと、かえって睡眠を妨げてしまう結果に。

甘いお菓子であるチョコレートには砂糖が多く入っており、少量のカフェインも含まれています。よって、寝る前に食べ過ぎると、なかなか眠りにつけなくなってしまうのです。

また、チョコレートには多くの糖分や油分が含まれているため、食べ過ぎは体重増加の原因になってしまうことも。

砂糖や脂肪の摂りすぎを予防しつつ、チョコレートの安眠効果を最大限に引き出したいのであれば、量は多くても2~3粒に留めておきましょう。

注意点その2:時間は寝る直前ではなく歯磨きの前が◎

寝る前に甘いものを食べる際に注意したいのが、虫歯

眠っている間は口の中の唾液の量が減り、虫歯菌が繁殖しやすくなっている時間帯です。虫歯菌は糖分を好むため、チョコレートを食べた後歯磨きをせずに寝てしまうと、寝ている間に虫歯菌がどんどん繁殖してしまいます。

虫歯や歯周病を防ぐために、ナイトチョコレートを食べた後は必ず歯を磨いてから眠りにつきましょう

注意点その3:安眠効果の高い種類のチョコを選ぶ

GABAやマグネシウムなどの安眠成分はカカオを原材料とするチョコレート全般に含まれているので、チョコレートであれば殆どのタイプにおいて効果が期待できそうです。とはいえ、せっかくナイトチョコを取り入れるのであれば安眠効果の高いチョコを選びたいもの。

というわけで、ナイトチョコにおすすめの安眠効果の高いチョコレートを集めてみました。

  • GABAチョコレート:リラックスや安眠などの効果があるGABAを多く含んだチョコレート。中には睡眠専用にデザインされたタイプもある程なので、ナイトチョコレートにはもってこいです。
  • ビター、またはハイカカオチョコレート:チョコレートの糖分や脂肪分が気になる方に。カカオの配合量が高いので、安眠成分も豊富です。ただし、ハイカカオチョコレートは通常よりもカフェインが多いので、少量をかじる程度で済ませましょう。
  • アーモンドチョコ:マグネシウムをたっぷり摂りたい方に。アーモンドはマグネシウムが豊富なだけでなく、睡眠を促すメラトニンというホルモンを生成する成分も含まれています。
  • ココア:暖かい飲み物でほっと一息つきたい方には、同じくカカオから作られるココアもおすすめ。同じく安眠を促すミルクをたっぷり入れて飲みましょう。
  • 寝る前にこんな食べ物もおすすめ!今夜から試せる快眠食材

    ナイトチョコの魅力は、なんと言っても手軽に始められるところ。ですが、寝る前に食べることで安眠効果が得られる食材はチョコだけではありません。

    快眠食材その1:ハチミツ

    ビンとお皿に入ったハチミツ

    メラトニンの生成を促すトリプトファンが豊富に含まれているハチミツ。寝る前に小さじ一杯舐めることで、より深く眠ることが出来ます。また、眠っている間の血糖値を正常に保ち、空腹で目が覚めてしまうのを防ぐ効果もあるのだとか。

    快眠食材その2:カモミールティー

    花が浮かんでいるカモミールティー

    カモミールティーには強力な抗酸化作用があり、ストレスや不眠を改善する効果が期待できます。カフェインも含まれていないので、寝る前の一杯にぴったり。

    快眠食材その3:キウイフルーツ

    スプーンですくわれるキウイフルーツ

    キウイフルーツには抗酸化物質やセロトニンなど、精神を安定させる成分が豊富に含まれています。寝る1時間前に1~2個キウイを食べることで、入眠に必要な時間が42%短縮されたとの研究結果もあるのだとか。

    まとめ

    夜に美味しいチョコレートを食べるだけで、安眠効果が期待できるナイトチョコ。ですが、睡眠の質を上げる効果のある食材はチョコレートだけではありません。自分に合った安眠食材を、ぜひ寝る前の習慣の一部として取り入れてみてはいかがでしょうか?


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