楽しく学ぶ!犬のコマンド教え方ガイド 初級編
いつも一緒に過ごす愛犬とのコミュニケーションをさらに深めていきたい!
そんなときに役立つのが、「お座り」や「待て」などのコマンド を教えることです。
この記事では、ワンちゃんに簡単なコマンドを教えるためのヒントやテクニックを解説していきます。
コマンドを教える時の4つのヒントとは?
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ポジティブリンフォースメントで行おう
"ポジティブリンフォースメント"とはワンちゃんが望ましい行動をしたときに、褒めたりご褒美をあげたりすることで、その行動を強化・促進する方法です。この方法はワンちゃんが楽しみながら学習できるため、ストレスなくコマンドを覚えることができます。
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ご褒美は適切に
ご褒美は愛犬が好きなものを用意してあげましょう。またご褒美をあげるタイミングも重要です。コマンドが成功できたその直後にご褒美をあげることで、どの行動が褒められたのかワンちゃんは理解しやすくなります。
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短い練習時間を心がける
ワンちゃんにとって長時間の集中は難しいです。なので短い時間で頻繁に練習を行ってみましょう。最初は5分から10分の練習を目処に始めてみてください。
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シンプルなコマンドから始める
ワンちゃんにコマンドを教えるときは、一度に複数のことを教えようとせず、一つずつ簡単なコマンドから始めることが大切です。「お座り」や「待て」など、基本的なコマンドからスタートしましょう。
「お座り」の教え方
「お座り」はワンちゃんにとって自然な動作なので、初めて教えるコマンドとして最適です。
まずはワンちゃんの目の高さにおやつを持ってみてください。次に、おやつをゆっくりとワンちゃんの頭の上方向へ移動させます。多くのワンちゃんはおやつを追って頭を上げ、バランスをとるために自然と座るでしょう。座ろうとしたタイミングで「お座り」という声と共におやつを与えて褒めてあげましょう。
これを何度も繰り返し、ワンちゃんが「お座り」の指示を理解するまで続けます。
「待て」の教え方
「待て」のコマンドは、ワンちゃんに自制心を学ばせるために重要なスキルです。
「待て」を教えるには、「お座り」が必要となるため、「お座り」ができるようになった後に教えていきましょう。まず、「お座り」と指示を出してワンちゃんを座らせます。次に、「待て」と指示を出しながら、おやつやおもちゃをワンちゃんから少し離れた場所に置きます。ワンちゃんが動こうとしたら、「いいえ」と言って最初からやり直しましょう。我慢できたら、「よし」と指示を出しておやつやおもちゃを与えます。
このコマンドも繰り返し練習し、待つ時間を徐々に長くしていきます。
まとめ
コマンドを教えることは、愛犬との信頼関係を深めるだけでなく、愛犬の知識や理解力を高める素晴らしい機会です。無理に急いだり、厳しく叱ったりすることは避け、一緒に遊ぶ気持ちでゆっくりと進めていきましょう。愛犬が新たなコマンドを覚えた時の喜びは、飼い主とワンちゃん双方にとって大きな達成感となります。
毎愛犬との絆をさらに深め、コマンドを教える楽しみや喜びをぜひ体験してみてください。